川崎市 橘地区の学童事情|選べない現実と自主運営学童という選択肢

学童

はじめに

前回の記事では、我が家が「小1の壁」を乗り越えるために民間学童を選んだ体験談をご紹介しました。
でも実は、“選んだ”というより、“選択肢が少なかった”というのが正直なところでした。

この記事では、我が家の暮らす「川崎市・橘地区」にしぼって、
どんな放課後の選択肢があるのか──そして、地域の中で見えてきた“実情”についてもお伝えしたいと思います。


橘地区にある小学校一覧

川崎市高津区「橘地区」には以下の小学校があります。児童数もそれなりにいる地域です。

小学校名所在地主な通学区域
橘小学校川崎市高津区末長3丁目25-1千年・千年新町
久本小学校川崎市高津区久末1800久末
末長小学校川崎市高津区末長2丁目10-1新作・末長
子母口小学校川崎市高津区子母口498-2子母口・子母口富士見台​・明津・蟹ヶ谷
東橘小学校川崎市高津区明津60子母口富士見台・蟹ヶ谷

橘地区の学童保育一覧

学童名所在地運営形態対象主な小学校
学童ほいくオカリナ川崎市高津区千年946 砂子ビル2階​自主運営(保護者会)
全学年
橘小学校・末長小学校
子母口学童保育たんぽぽ川崎市高津区子母口421 子母口ハイツ104自主運営(保護者会)
全学年
子母口小学校・新城小学校
わくわくプラザ(各校)各小学校内公的(川崎市)全学年各校

川崎市では2002年に「わくわくプラザ事業」がスタートし、公的な学童保育制度は廃止されました。
その結果、保護者が放課後の預け先として選べる選択肢は、基本的には「わくわくプラザ」一択となり、より手厚い支援や教育的な関わりを求める家庭にとっては、自主運営や民間学童が数少ない代替手段となっています。


自主運営の学童保育 〜橘地区にある2つの学童〜

橘地区には、地域の保護者と支援員が協力して運営する「自主運営型」の学童保育が2つあります。
どちらも、子どもたちが安心して過ごせる放課後の居場所として、異年齢の関わりや自主性を大切にしています。

「遊びを通じた学び」「自分らしさを受け止める姿勢」「子どもと同じ目線に立つ支援」など、
共通するあたたかさと丁寧な関わりが感じられる学童です。

※どちらの学童も「橘地区内」にはありますが、通える学区が異なるため、原則としてどちらかを自由に選べるという形ではありません。
この記事では、それぞれの取り組みや雰囲気をご紹介することで、地域にある放課後の選択肢や学童の価値を知っていただけたらと思います。

学童ほいくオカリナ

「遊びは学びの入り口」という考えのもと、昔ながらの遊びや自由な創造活動を大切にした学童です。
子どもたちは縦割り班で生活し、掃除やおやつ、行事などを“自分たちでつくる”経験を重ねていきます。

日々の話し合いや実行委員会など、「自分の考えを伝え、仲間と育ち合う」ことが軸にある点も特徴的。
まさに“人としての土台”を、仲間や信頼できる大人との関わりの中で育てる場所です。

公式サイト: 学童オカリナ
公式LINE:公式サイトのトップにQRコードが貼られています。

学童保育たんぽぽ

子どもたちが“自分らしく過ごせる”ことを何より大切にしている学童です。
信頼できる大人と共に、自由でのびのびとした時間を過ごせるよう心を配っています。

異年齢・多様な個性とのリアルな関係づくりを大切にしており、トラブルも含めた日々のやりとりの中から、
協調性や共感力を育てることを目指しています。
子どもにとって「心のよりどころ」となる存在を目指す支援が、静かな魅力となっています。

公式サイト:たんぽぽ
Instagram: @shibokuchi_tampopo


どちらの学童も「ただ預かる」のではなく、子どもが育ち合い、仲間と安心して過ごせる環境を大切にしています。
公式サイトには、保育方針やブログ、保護者の声なども載っています。
気になる方は、ぜひ一度見学や説明会などで雰囲気を体感してみるのがおすすめです。


増えてきた習い事型の預かりサービス

学童保育の数が少ない一方で、駅周辺では塾+送迎つき預かりサービスが増えてきています。
これらは「学童」とは少し異なりますが、共働き家庭にとって新たな選択肢となっています。

アフタースクールワイズ 武蔵新城

英語・探究学習・お迎え・軽食提供あり
👉 公式サイトはこちら

Kids UP 武蔵新城

英語で過ごすバイリンガル学童。送迎・宿題サポートあり
👉 公式サイトはこちら

マナビバキッズ 武蔵新城

学校送迎対応の学習支援型預かり施設
👉 公式サイトはこちら

費用は民間学童より高いですが、
放課後の学びを重視するご家庭にとっては有力な選択肢です。


地域の実情|「選べる」とは限らない現実

  • 橘地区に学童の数が2か所しかない=選択肢が非常に限られている
  • 自主運営は温かく安心だが、親の負担や覚悟も必要
  • わくわくプラザや塾型サービスとの違いは大きい
  • 「子どもが安心して通える場」を家庭ごとに考える必要がある

「学童ってどこに通わせる?」ではなく、
「通える学童がそもそもあるのか?」という問いから始まる地域でした。

まとめ|橘地区で学童を探す方へ

橘地区には、地域密着の自主運営学童がある一方で、民間学童や多様な選択肢は限られています。
この背景には、市の制度変更によって“すべての子に開かれた居場所”を目指した一方で、
保護者にとってのサポートの選択肢が縮小したという構造的な課題もあります。
(この点については、また別の記事で詳しく触れる予定です)

  • 公的サービス「わくわくプラザ」
  • 自主運営学童
  • 駅前の習い事つき預かり

それぞれにメリット・課題があり、家庭によって合う・合わないは違います。
少しでも気になった施設は、早めに説明会や見学をおすすめします。

「選べる」ことが当たり前ではない中で、
子どもと家族にとって安心できる放課後の居場所が見つかりますように。

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